【感想】マルチポテンシャライト好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法

 

エミリー・ワプニックさんの『天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?』に惚れ込んでしまいまして、

著書「マルチポテンシャライト好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」を購入しました。

今回は、本書のレビューを書いていこうと思います。

 

マルチ・ポテンシャライト

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この本の評価
読みやすさ
(4.5)
面白さ
(4.5)
学び度
(4.0)
総合評価
(4.5)

 

内容要約

1つのことを何年も続けるスペシャリストが美化される社会の中で、「飽きっぽい人」は咎められ、自己嫌悪に陥りがちだ。

しかし、飽きっぽい人にしかない強みもあることをご存知だろうか。

飽きっぽい人は、「マルチ・ポテンシャライト」として、複数の知識・経験を統合し、専門家に勝る価値を発揮できることを本書を通して学ぶことができる。

この本はこんな人におすすめ
  • 飽き性な性格で1つのことを継続できず悩んでいる人
  • 2つ以上の将来的に持つキャリアを考えている人
  • 好きなことでお金を稼ぎたいと考えている人

マルチ・ポテンシャライトとは?

 

マルチ・ポテンシャライトは、1つのことを情熱を持って取り組むが、途中で別のもに興味が湧いて、そっちを始めてしまう。そんな人のことです。

例えば僕の学生の頃の活動は、以下のような感じ。

  • 営業の成果報酬インターンでそこそこ成果出す→辞める
  • フィリピンへ3ヶ月留学→TOEICが855まで伸びたので英語学習やめる
  • プログラミング学習開始→自分でプロダクトを1つ作れたのでやめる

典型的な「飽き性」で、飽きっぽい自分のことをコンプックスに感じていました。

飽き性の人が、コンプレックスに感じてしまう理由は、スペシャリストが社会的に美化されているからです。


マルチ・ポテンシャライトが咎められる理由

こんな僕だったので、1つの分野のプロフェッショナル(英語ペラペラなど)にはなれなかったですが、それぞれの分野を幅広く知ることができました。

ただ、こういった飽きっぽい人は、何かを辞めるたびに周りから咎められます。

せっかく始めたのに辞めるなんて、もったいないと。

こういった批判の背景にあるのは、1つのことを長年やり通してスペシャリストになることが社会的に美化されているからです。

飽きっぽくて1つのことを何年、何十年と続けられないのは、ダメなことなのでしょうか。そんなこと、ありません。

飽きっぽい人は「マルチ・ポテンシャライト」として、スペシャリストが持たない強みを発揮することができるのですから。


マルチ・ポテンシャライトの3つの強み

 

マルチ・ポテンシャライトの3つの強み
  • 強み①:アイデアを統合する
  • 強み②:速い学習スピード
  • 強み③:高い適用力

強み①:アイデアを統合する

マルチ・ポテンシャライトは関連性のない分野について、人並み以上の知識を兼ね備えているので、アイデアを統合することができます。

Apple創業者のスティーブ・ジョブズがMacintoshを作った際、学生の頃もぐりで受けていたタイポグラフィの授業が役に立ったという話は有名です。

一見関連性のない知識・経験を掛け合わせて、専門家にはないアプローチをとることができるのが、マルチ・ポテンシャライトの強みです。

強み②:速い学習スピード

世界的に有名な起業家のイーロン・マスクは、マルチ・ポテンシャライトだったのではないかと思います。

  • 10歳からプログラミングを独学習得して、ソフトウェア販売
  • 20代でPaypalを起業
  • ロケット工学を独学して、スペースXの立ち上げ

など一見関連性のないことを、とんでもないスピードで学習して、知識を習得しています。

強み③:高い適用力

僕たちマルチ・ポテンシャライトは、新しいこと・興味が湧くことにどんどん食い付いていくので、「初心者であること」に慣れています。

なので、新しい環境や新しい分野で働く際にも、高い適用力で知識を吸収し、価値を発揮できるようになります。


さて、ここまででマルチ・ポテンシャライトの強みを紹介してきました。

ここからは、マルチ・ポテンシャライトとしてのキャリアの作り方を紹介していこうと思います。

マルチ・ポテンシャライトのキャリア作りは3つある

 

マルチ・ポテンシャライトとしてのキャリア
  • その①:アインシュタイン型
  • その②:スラッシュ型
  • その③:フェニックス型

その①:アインシュタイン型

安定した仕事をしつつ、時間を作って自分が好きなことに取り組むという方法です。

例えば、会社員をしながら、趣味としてやっていることを、副業に育てるなどですね。

  • メリット:定職についているため、精神的な安定を手に入れられる
  • デメリット:趣味にかけられる時間が、限られている

その②:スラッシュ型

パートタイムとして、複数の仕事をこなすというのがスラッシュ型です。

複数の好きなことを同時進行で追求したいという人には、向いているのではないでしょうか。

  • メリット:同時進行で複数の情熱を追求でき、アイデアを統合できる
  • デメリット:マルチタスクになり、生産性が落ちがち

 

その③:フェニックス型

1つの業界に没頭して数年取り組み、そのあと全く異なる業界に移るというスタイルです。

1つのことに数年単位で没頭できる人には、向いていそうですね。

  • メリット:数年単位で取り組むので、深い知識・経験を得られる
  • デメリット:引き時(転職のタイミングなど)を見定めるのが難しい

 


マルチ・ポテンシャライトとして1歩踏み出そう

 

個人的意見としては、マルチ・ポテンシャライトとして1歩を踏み出すのであれば、趣味として始めてみるのが最も現実的かと思います。

今回の記事で紹介したこと以外にも、「マルチ・ポテンシャライトの生産性の高め方」など役立つ知識が盛りだくさんで、飽き性の方には非常におすすめの1冊です。

新年の1冊目として、ぜひ手に取ってみてください。