未経験からWebフリーランスよりも転職が得策だと言える理由

こんにちは、けんぞうです。先日転職活動を開始したのですが、「未経験からWebフリーランスよりも転職の方がベターな選択」だと考える理由について解説します。

未経験からフリーランスをディスる記事ではない

「未経験からWebフリーランスを目指すこと」と「未経験からWebフリーランスになり、継続的にそこで活動し続けること」は別物です。

そして、僕がこの記事で書く内容としては後者の「未経験からWebフリーランスになり、継続的にそこで活動すること」のリスクについてです。

「未経験Webフリーランス」の2つの落とし穴

結論から言うと、「未経験からWebフリーランスはスキル・収入の面で確実に頭打ちになる瞬間が来る」と考えたからです。

スキルが頭打ちになる

例えばですが、実務経験なしからでも頑張ってWebサイト制作の勉強に数ヶ月コミットすれば、サイト制作の案件を1件くらいは取れるかと思います。

慣れない中で受注したサイト制作に取り組みながら、プラスαで別言語の学習をして案件を獲得できるレベルまで上達するのは相当難易度が高いでしょう

ですので、未経験からWebフリーランスになった人は手持ちのスキル相応の案件は回してもらえると思いますが、さらにチャレンジングな案件に参画して自身のスキル向上を図るということは、殆ど不可能だと言えます。

この点に関しては、以下の記事が参考になりますので、ご一読頂けたらと思います。

参考 フリーランス経験者が教える「会社員エンジニア」のほうがおトクな5つの理由Paiza開発日誌

収入が頭打ちになる

未経験からWebフリーランスになった人が受注できる案件としては「サイト制作」などかと思います。

サイト制作などは、言葉を選ばず言うと、かなり簡単でしてその分単価も安くなりがちです。

さらに、未経験からWebフリーランスになっている人の多さ等を考えると、参入障壁がかなり低く、低単価案件でも競争率が相当高いのも事実です。(クラウドワークスなどでサイト制作の案件に応募している人の数を見れば分かります)


こういった事実を考えると、「低単価」の案件を受注し続け、さらに自身のスキルアップも見込めないという状況において、収入・スキルが頭打ちになることはほぼ間違いないかと思います。

あくまで個人的見解です。


転職がベターな選択だと考える理由

もちろん転職しエンジニアになったからと言って、上記のような懸念が全て拭える訳ではありません。とは言え、可能性の話としては、以下の2つの点で転職がベターかなと思います。

 

  • 理由①:セーフティネットによる心理的余裕
  • 理由②:「実務経験」を元手としたわらしべ長者戦略の可能性

 

理由①:セーフティネットによる心理的余裕


会社から一定の給与の支払いがあることによる「心理的余裕」
これは、フリーランスという形態と比較すると大きなメリットかと思います。

もちろん個人の振る舞い次第になることは間違いないですが、この心理的余裕を有効に活用して、新たなスキル向上に時間を使ったり、社内での新たな技術導入を提案したりは十分可能でしょう。

理由②:「実務経験」を元手としたわらしべ長者戦略の可能性


まずは何であれ「実務経験」を1つの会社で積むことは、長いスパンでのキャリアを考えると、非常に重要になってくる
でしょう。これは、僕自身が転職活動をしている中で「実務未経験」がどうしても足枷になっている事実からも言えることです。

実際のところエンジニアのキャリアは1つの会社で実務経験と明確な実績を作り、そこからさらにチャレンジングな案件に参画させて頂けるようステップアップを狙っていくのが、最も合理的かと思います。

ですので、未経験フリーランスとして活動し続けるのではなく、まずはわらしべ長者戦略における「わら」をつくるという意味において、まずは転職する方が良いかと思います

「未経験フリーランスを目指す」は悪くない

繰り返しになりますが、僕がこの記事で焦点を当てているのは「未経験フリーランスからの継続的活動」です。

一方で「未経験からWebフリーランスを目指す」ということ自体には割と賛成だったりします。理由は以下の2つです。

  • 理由①:Webフリーランスを目指す過程で形成されたコードの知識、ポートフォリオ等は転職でも有効活用可能だから
  • 理由②:うまく発信活動も絡めていけば、自身のソーシャルでの評価も高めることが可能だから

こういった理由から、「プログラミング学習のモチベーションとして、未経験フリーランスを目指す」というのは良いと思いますが、現実を捉えてどこかで見切りをつけることもより大切かと思います。

以上です。

「未経験からWebフリーランス」は学生を踊らす謳い文句なのか【現実的考察】