のんくら本はアドセンスのテクニック論ではなく、メディア作りの本質突いた超良書だった

 

ざっくり要約
  • Googleアドセンスマネタイズの教科書』の書評とネタバレ
  • ブログ運営はフロー情報をストック情報に置き換えることが重要
  • メディアは「ブログ型」「完結型」「ツール型」に分けられる

Googleアドセンスマネタイズの教科書』を書いました。

 

小手先のテクニック本かなと思って買ったら、丸っ切り違いました。メディア運営に必要な本質的な視点を共有してくれる一冊です。

 

こんな人におすすめ
  • ブログをこれから始める人
  • ブログ運営に行き詰まりを感じている人
  • 新しいサイトなどを立ち上げて、違う成功パターンを作りたい人

参考になった部分をかいつまんで説明していきます。

 

フロー情報を、ストック情報に置き換えよう。

 

ブログを書く人は、以下の情報の分類を知っておくべきです。

 

  • フロー情報:時系列で流れていく情報(SNSのフィードなど)
  • ストック情報:資産として貯まっていく情報(ブログ記事など)

 

ブログは一見ストック型に見えますが、実はフロー情報としての側面もあります。

 

例えば1年前に書いた記事などは、新規ユーザーには見つけづらくなります。どれだけ良い記事を書いても、時間経過ともに埋もれてしまう可能性があるということです。

 

流れていってしまうフロー型の情報を、資産となるストック型に置き換えることが必要です。

フロー情報をストック型に置き換えるイラスト

フロー情報をストック型に置き換えている例

マナブさんのブログでは、過去に書いたプログラミングの学習手順やSEOの知識に関する記事をまとめて、サイト上部のわかりやすい場所に置いています。

⬆︎過去に書いた記事をまとめたコンテンツを作り、サイト上部に固定

こういった形で「まとめ」を作ると、過去記事の価値を復元することができます。

 


コンテンツの3つの形態

 

ブログには、以下の3つの形態があります。

ブログの3形態
  1. ブログ型コンテンツ
  2. 完結型コンテンツ
  3. ツール型コンテンツ

それぞれについて、詳しくみていきます。

 

1.ブログ型コンテンツ

 

追加更新を前提としたサイト設計を指します。

 

  • メリット:バスを生んだり、SEO対策でアクセスを増やせる
  • デメリット:検索エンジンの変動などを受けやすい

 

また、更新が止まってしまうと、ユーザーは飽きてしまって訪問しなくなるというデメリットもあります。

つまり、ブログ型のサイト設計では定期的に訪問してくれる濃いユーザーを獲得しづらいため、違うアプローチが必要になるということです。

 

2.完結型コンテンツ

 

1サイトの中で1ジャンルの情報を網羅した、「全てが学べる」コンテンツ設計。

  • メリット:ユーザーが学習するためにリピートしてくれる
  • デメリット:サイトでの学習が終わると、ユーザーがサイトを離れてしまう
完結型コンテンツの例

サルワカさんのPhotoshopのコンテンツがわかりやすいです。サルワカさんのサイトでは、が揃っていて、すべて読了するとスキルが身についた状態になります。

⬆︎Photoshopに関する情報が網羅されていて1サイトで深く学べる

ただ、Photoshopのある程度身についた読者はほぼ2度とサイトを訪問しなくなったりというデメリットもある。

3.ツール型コンテンツ

 

サイトが「ツール」になっているサイト設計。

ツール型コンテンツの例

ここでもサルワカさんの、力つきたときのレシピなどが参考になります。

サイトそのものをツールとして機能しているので、何度もユーザーが訪問するきっかけがあります。

⬆︎ページがツールとして機能しており、ユーザーが再訪するきっかけを作れる

 

けんぞう

ここまで読んで、筆者はサルワカさんなのでは?と思ってしまったほど、サルワカさんのサイト戦略は秀悦です。

 

複数の型を組み合わせたサイト設計をしよう

 

本書では、上記の型を組み合わせたサイト設計をしようと推奨されています。

  • ツール型 × ブログ型
  • ツール型 × 完結型

のような感じです。

複数の型を組み合わせたサイト例

サルワカさんのサイトでは、

 

サルワカさんほど完璧なサイト設計は難しくても、2つくらいを組み合わせることならできるかもしれないですね。

 

ツール型はプログラミングの技術がないと難しいかもしれないですが、自分である程度勉強したり、外注するなどの形で実現できそうです。

 



 

サイトの「オーソリティ化」を目指そう

 

オーソリティとは権威のような意味で、『〇〇と言えば、あのサイト!』と思い出してもらえるようなサイトを作りましょう。

例えば、引越しをするにあたって、家を探すとき、「とりあえずHome’sで探してみるか」とダイレクトで「家探し→Home’s」と頭に浮かんでもらう。

そして、リピートしてもらう。

もちろんリピートしてもらうためには、様々な仕掛けが必要で、一番はユーザーにとって利便性が高く、必要な情報がすぐに手に入るようなサイト作り、記事の書き方をすべきということです。

例えば、、

ライブドアニュースをみていると、記事の上部で「要約」が書かれています。

ユーザーはそこを読むだけで、欲しい情報が書かれているかがわかる状態です。これがユーザーの利便性を考えた書き方だと言えます。

 

Google広告はどう貼ればいいの?

 

この本ではアフィリエイトに頼らず、Googleアドセンスでしっかり戦略と工夫すれば稼げるということを伝えています。

 

『どういったところに広告を貼ると効果が高いのか?』についてはもちろん言及されていて、筆者がABテストを繰り返して導き出している本質的な「答え」が見つかります。

 

正直これ以上書いてしまうと、ネタバレもひどいところになるので、詳しくは本書を手に取ってみてほしいです。

 

ちなみに筆者ののんくらさん自身も、サイトを持っていらっしゃるので、それを実際に参考にしながら本書を読んでみるとかなり理解が深まります。

 

ブログ関連の書籍では今年読んだ中で一番面白い一冊でした。

 

 

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