行動経済学『言動は群れに従う』から考える働き方

 

おはようございます、けんぞうです。

最近『実践行動経済学』という本を読んでいます。大変分かりやすく、面白い一冊です。

特に僕が読んでいて気になったのが、『言動は群れに従う』という話でした。かいつまんで、説明します。

誤った回答に流される愚かな人間

 

本書では1950年代、ソロモン・アッシュが行った実験が紹介されています。

アッシュの実験では被験者たちに、誰でも解けるような簡単な問題を提示します。

他人の判断を見せずに自分自身で判断するように求められると、被験者はほとんど間違えなかった。課題は簡単だったからだ。しかし、ほかのすべてのメンバーが誤った回答をすると、被験者は三回に一回以上の割合で誤った答えをした。

つまり自分一人で取り組んだら確実に間違えない問題でも、誤った考えを周りに提示されるとそちらに流されてしまうのです。

周りの人たちの行動に合わせて、人の信念が変わってしまうことは数々の研究で証明されています。

キティ・ジェノヴィーズ事件』という実際にあった事例では、ある女性が暴漢に襲われているところを多くの住民が目撃していたにも関わらず、誰も通報しなかったというのも、人が周りに合わせてしまうからです。

人は絶対的な価値観では、動いていない

 

つまり、僕たちは『自分たちは絶対的な価値観を持って、生きている』と思い込んでいますが実際はそんなことないのです。

自分の周り半径数メートルを見渡し、そこにいる人たち多数の行動をみて、価値観を変容させて行動しているに過ぎないわけです。

ここまでの事実を知って『へえ、そうなんだ』で終わらせてしまうと、意味がありません。『言動は群れに従う』は、会社という組織の中でも起こっていると考えられます。

組織の当たり前にただ従うか、疑って改善できるか

 

会社にいると、その会社のやり方みたいなものが存在します。

そこに所属する人たちは、当たり前にその会社のやり方でタスクを淡々とこなしていきます。

そして、ほとんどの人は『本当にこの方法が正しいのか?』という素直な問いを発することができないです。言動は群れに従うからです。

そして素直な問いを持つ人は、なかなか鬱陶しがられます。これはもう、しょうがないです。

それでもしつこく問いを発し続けて、改善のアクションを取ることが大事だと思います。僕はそう考えて働いています。

たなか
最後まで読んでくれてありがとね、気に入ったらシェアしてね!

▼参考書籍

 

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