スタンフォード大学心理学教授が教える「マインドセット」を変える方法

 

キャロル・S・ドゥエックさんの名著『マインドセット「やればできる!」の研究』を再読しております。

本書の概要

本書はよく言われる「マインドセット」について解説された一冊です。科学的に実証されたエビデンスをベースに展開されているという点で、他の自己啓発本とは一線を画していると思います。

著者のキャロル・S・ドゥエックさんはスタンフォード大学で心理学の教授をされている方だそうで、TEDにもご登壇されています。

内容としては、人間のマインドセットを「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」の2種類について、実験例や実例などを交えながら展開されていく感じです。

硬直マインドセット

マインドセットが硬直な人、つまり凝り固まってしまっている人の特徴は、

  • 人間の能力は、先天的なものによるところが大きいと考える。
  • 自分の能力を周囲に「証明」することを目的に努力する。
  • 失敗は「証明失敗」を意味するので、失敗を恐れチャレンジしない。

能力を証明したがるところあたりがミソかな、と思います。

個人的には、学歴やらを頻繁に持ち出す人は、マインドセットが硬直になっている可能性強めかと思います。

しなやかマインドセット

硬直マインドセットの対局、マインドセットがしなやかな人の特徴は、

  • 能力は、努力によって大幅に伸ばすことができると考えている
  • 自分の「成長」を目的に努力する。
  • 失敗は「学習の機会」と捉えるため、新しい挑戦にオープン。

などなど。

仕事、人間関係などあらゆる側面において、しなやかマインドセットの人の方が得をする傾向が強めのよう。

個人的には、常に謙虚で人から学ぼうという姿勢が見受けられる人は、マインドセットがしなやかなんだろうなと思います。

マインドセットの変え方

マインドセットが硬直のままで放っておくと、頑固で変化を嫌うおじさんになってしまいます。

そうならないために、マインドセットをしなやかにする方法をいくつかご紹介します。

努力する理由を自問する。

努力をする理由のところで、マインドセットの違いが現れます。

  • 硬直:周りに実力を証明するため
  • しなやか:自分が成長するため

「自分はなぜこれをやるのか?」と自問するときには、自分の成長を目的にしていることを思い出しましょう。

  • 自分との競争に勝つため
  • 昨日の自分よりも成長するため

忘れそうなら頻繁に思い出せるように、見えるところに書き出しておいたら良いと思います。

失敗するときに言い聞かせること

マインドセットの違いは失敗に対する反応でも異なります。

  • 硬直:失敗は「能力の証明失敗」と捉え、努力と挑戦を避ける。
  • しなやか:失敗は「学習の機会」と捉え 、さらなる努力をし挑戦する。

何かに失敗したとき「この経験から何を学べるか?」と自問してみましょう。これはなかなか難しいもので、何度か練習が必要かと思います。

より詳しい内容は本書をご一読くださいませ。

 

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